初泣き。

このカテゴリーでいいのかちょっと迷うのですが。
1月なので、いろいろ“初”があるものです。
先週yukihiroさんに泣かされました。

2006年のライブツアーのドキュメンタリー本、「acid android archives side-b」
ツアーの終盤、目黒鹿鳴館でのライブで彼らはダムドの「New Rose」をカヴァーをしました。
yukihiroさんはいくつかバンドを渡り歩いてラルクに落ち着いていますが、以前ZI:KILLというバンドにいて、エクスタシーサミットにも参加していたのです。

「これは俺の思い入れのある曲で。20歳ぐらいのときに鹿鳴館で、hideさんの後ろで叩いたことがあるんだけど…そのときの曲が「New Rose」だったんだよね」
確かにそんな画を見たことがありましたよ(笑)今からだとちょっと笑ってしまう若かりしゆっきーが、金髪・グラサンhideの後ろで叩いている画…。調べると89年のエクスタシーサミットなので、手元に画がないのが残念。(動画サイトに時々一瞬出ますけど(笑))
その時の語りを書いていいですか?というか、書かせてください。

「こんばんは。今日は目黒鹿鳴館でライブをやっているわけですけど、ここは僕が若かった頃…もしかしたらまだ生まれてない人もいるかもしれませんが、ZI:KILLってバンドをやってまして、ZI:KILLはエクスタシー・レコードっていうところに所属していて、そこで“エクスタシーサミット”ってイベントがあったんですね。で、イベントなので最後にセッションとかがあるわけですよ。その時に僕はhideさんの後ろでドラムを叩かせてもらったことがあるんですが…すごい久しぶりにここでやらせてもらえるということで、その時にやった曲をちょっとやらせてもらおうかと思います。」
そうして「New Rose」、続いて「ピンクスパイダー」をやったそうです。
その後の楽屋で、
「やっぱりhideさんがやったのと同じ場所で同じ曲をやってるっていうのが俺的にはきましたね。俺も何年後かに、自分のバンドでここでやればいいんだとおもって。」
と年若いkishi(G)の感想に対して、
「そしたらまた「ピンクスパイダー」やればいいんだよ」とyukihiroさん。
「きっとその時には「ピンクスパイダー」知らない子もいるんでしょうね。よし!将来、鹿鳴館でやる!」とkishi君。
ああ、今こう書いていてもなんだか泣けてくる。嬉しいんだか切ないんだか、大好きなんだか、いまひとつわからない感情の塊が涙腺を震わせて仕方ない。

yukihiroさんに注目したのも最近なので、彼が過去にhideについて語っていたことがあったのか、とか、どれだけの関わりがあったのか、とかまったく知らず。まぁ、エクスタシーつながりなので、hideとの思い出は他のバンドの方々よりはあるだろうから、何かしらの思いは持っているのかな…?(2004年SMILEツアーの中で見せたガスマスクの出で立ちからの妄想)とは思ったりしていましたが。

これだけの語りなのですが、その語りと選択と行動に、なんだかhideに対するyukihiroさんの深い深い思い入れを感じることができたような気がします。
そしてこうして繋がっていくんだなぁ…と実感しました。
嬉しくてね。
どこが、とはっきり言えないのだけれど、hideから感じるものをyukihiroさんから感じることがあって、それもyukihiroさんに興味を持ったきっかけかな、と感じていたのですが、ちょっと腑に落ちた気分です。
だからといってhideと重ね合わせたりはしません、というかできませんけども。
yukihiroさんには彼独自のひきつけてやまない魅力があります。
これから何を考えてどう変わっていくのか、何をどう表現していくのか、興味の尽きない人です。

X-JAPANの香港ツアーも大成功に終わり、心底ホッとしています。
カーテンコールでYOSHIKIが号泣してしまったとメディア情報にありました。
人の思い入れや感情を表すには言葉は足りなさ過ぎて、態度も表現が少なすぎて…それでも言葉や態度でも人を感動させるほどの思い入れは、いったいどれほどの深さをもっているのでしょうか。
そして、その深さを知ることは到底できないけれど、一部分でも共感できて感情を揺さぶられることができるのは、しあわせだよなぁ、と感じます。
そんなことに思いをはせてみました。

コメント