ここ数年悩んでおりました。一応ニャンズは「食いしん坊は歯が命」が私のモットーなので、7〜8歳の時に「生涯で1度」と思って、全身麻酔で歯石取りしたのです。毎日夜に歯ブラシをして、「グリニーズ」を食べさせ、努力しましたが、やはり歯石はついてくる。
しかもコタは歯グキが赤い箇所が3つ・・・歯肉炎??痛いのかな?食べる時のスピードが少し遅くなって、一度口に入れたものをちょっと出してチビチビ食べています。もう1年くらい気になっているけど、かかりつけの健診で歯肉のことを言っても、どうにも曖昧な答えしか返ってこない。
猫の歯石取りは歯のレントゲンが重要だった
かかりつけで全身麻酔でや歯石取りをやるしかないのかな・・・とネットで歯周病について調べていたら、目から鱗!歯のレントゲン取らないと歯周病はわからない。コタの定期受診時にかかりつけに確認したら、「うちは歯のレントゲンはないんですよ」と。
しまった、数年前の私は猫の歯周病に関する情報不足で、ひとまず歯のクリーニングさえしておけばいいかな、と思っていた。しかし、シニア猫では歯周病のリスクも麻酔のリスクも上がると考えると、やはりきっちり見てもらいたい。しかも全身麻酔と歯石取りだけでも、3〜5万円かかるのだ。お財布を考えると、かかる分だけよりきっちり見てもらいたいと思うのは心情だろう。
動物歯科へ
ネット検索して動物歯科にニャンズを連れて行きました。診察室で視診とブラックライト(歯科専用のライトで歯垢がピンクに映るスグレモノ)によるテェックをして、正確な診断は麻酔後にレントゲンを取らないとわからないと言われましたが、予測が出ました。
ゆっきはクリーニングだけで大丈夫そう。・・・コタは一箇所「吸収病巣」疑いがあるので抜歯になるかもとのことでした。
吸収病巣??
「吸収病巣」とは、歯の硬い組織が破歯細胞というものによって、徐々に吸収(溶かされて)されて、失われていく病気のようです。なんでも乳歯がポロッと抜けるのもその破歯細胞の働きだそうですが、うっかり永久歯に働いてしまうと厄介なようです。4〜6歳くらいからかかる猫もいるようで、12歳のコタは長持ちした方?
吸収病巣だとしたら、抜歯しないことには痛くなるばかりなので、ひとまず2匹とも同日に受けられる日に手術の予約をしました。そして手術日の1〜2週間前にかかりつけで健診をして、その結果を歯科に提出する段取りとしました。
そして3週間後の手術日。どちらを先にしますかと言われ、もうキャリーに入れた時からガクブルのコタからお願いしました。手術の間、病院の外に出ていて状況や追加処置がある時に電話を受けて、お迎えの時に病状説明を受けるか、院内で待ってその都度説明を受けるか選択できたので、迷わず院内で待つことにしました。そちらの方がゆっきの番が来るまでゆっきを膝に乗せて落ち着かせてあげられるし、コタが終わったら、コタも私の近くにいた方が少しはマシだろう。何かあったときにすぐにそばに駆けつけたいし。

レントゲンで吸収病巣が判明
コタを預けてソワソワとゆっきのケージを膝の上に乗せて待っていたら、診察室に呼ばれました。「いくつか吸収病巣でした。これは抜歯した方がいい。もう1本は、まだマシだけど半年から1年くらいしたら、抜歯した方がいいくらいに進むと思います」と言われました。
確かに、抜歯と言われた歯は中身がスカスカ、他の歯はちゃんと白く写っているのに。もう1本の歯はまだ白さも残っているけど透明な部分が半分くらい?でも、これ放置したら、結局あと1年後くらいには再び全身麻酔??…いや、ないない。その頃の健康状態がわからないし、そんな度々麻酔かけたくないよ。
他に犬歯数本も本当に初期で1割くらい根元がぼやけて写っているけど、これはまだ数年持つだろう、それに犬歯はなるべく残したいから、そうそう抜歯しないよ、と言うお言葉をいただき、2本抜糸することに決めました。
さらに待つこと30分くらい?終わったようで「ゆっきちゃん預かります」と交代の声。コタも麻酔が覚めるまでもう少しお預かり。でも無事に終わったようなので一安心。いや、めっっちゃ安心。
ちなみにゆっきは・・・
「特に大丈夫だね。奥歯の2箇所が歯肉炎だけど、吸収病巣もないよ。ほら、全部しっかり白く写ってるでしょう?」
本当にしっかり白い。ゆっきの方が1歳年上なんだけどね。丈夫って素晴らしい。「歯肉炎のところに少しレーザー当てるよ、あとは歯石取って終わりね」、と言うことで、ほんとに10分くらいで終わってた。
費用
最初の診察の時に見積もりをもらってました。ユッキは7.5〜9万円、コタは7.5〜14万円。事前検査こにで、追加検査は別料金。事前検査はかかりつけの健診結果を出すことで抑えられました(←場所が変わっただけで、費用は掛かってるけどね😅)
結果はゆっき3.9万円くらい(レントゲンの枚数も少なめ、麻酔時間も少なめなので安上がり。歯肉炎のレーザーで1万円でしたね)
コタは7.9万円くらい。抜歯処置で+3万円、鎮痛剤などの注射料も入っていました。でも思っていたより安上がりでよかった。
抜歯も2本で済んでよかった。ネット検索して全抜歯するケースもあるとみて、たくさん抜歯したらかわいそうだなと心配だったので。あ、歯も希望したらもらえるので、もらっておきました。
何より、ちゃんとレントゲンで歯の状態を見てもらえて、クリーニングもしたので、これからの数年自宅でのデンタルケアを頑張ることで、病院に行かずに済むかもしれないという希望が持てた。
あ、コタは経過観察で2週間後に受診ですけれども。
抜歯後の様子
抜歯して、歯茎を削って、縫っているらしい。そう聞くと痛そうなんだけれど、猫はあまり気にしないらしい。でも中には糸を気にしたり違和感とか感じて口を擦ったり、食欲が落ちる子もいるらしい。21日間はやわらかいフードで、と言われました。
うちは朝と夜の2回ウェットフードをあげ(1回に1袋を半分ずつ)、他はタイマーで1日3回カリカリが出るようにしてるんです。ウェットは水分補給。特にゆっきがあまり水を飲まないので。なのでウェットの抵抗感はない。でも、留守番の時に猫部屋に2匹でいてもらうのですが、そうするとコタがうっかりカリカリを食べてしまうかもしれない・・・!?ということで、ゆっきとコタを別室にすることに。
そして最近の気温はマジわからない。その2部屋とも2階で午後からの日差しで容易に28度とか上がってしまう。麻酔明けの数日は優しくしましょう・・・と何を見ても書いてある。ということで、2部屋午後から冷房26度でタイマーかけました。
そして問題はコタの昼間の空腹対策。朝・夕のウェットは1回半分だったのを1回分に増量して、1日2袋。うちで与えている数種類のウェットは大体コタのたいじゅう(3kg半ば)だと、1日2袋とちょっとでいいらしい。そうすると昼間の小腹が空いた時に半量くらいあれば体重は維持できるかな。
そう考えて最初はカリカリ大好きなので、ふやかしたカリカリをお留守番用に置いたら・・・食べない。じゃあ、ウェットにしたら・・・朝出かける直前にあげたら、その時に食べちゃう!・・・お腹空いた時に食べるのないじゃんよ〜。しょうがないので、半量ずつ2皿を用意して、いつもの場所に1皿、そしてちょっと隠すようにして1皿。・・・帰ってきたら2皿からになり、吐いている様子もないし、普通に空腹だけど、まあ食べてるからいいだろう、ということで落ち着いています。
夕方おやつをあげた後に猫部屋に合流するのですが、その時にカリカリマシーンのところに目を向けるけど、そこまで気を引かれないのか素通りしています。たまにカリっ・・・と音がするけど、数口でやめてるから、血が出るようなことはないと踏んでいる。
そして夜は再び別室。ゆっきは猫部屋、コタは私たちの寝室(昼間もここね)。そしてコタにだけ夜間の小腹用にウェットを半量準備。これを静かに1階の台所で用意して出さないと、お皿の音とかでゆっきが察してしまうと「ひいきなの!?」ってジタバタジタバタ猫部屋で騒ぐので(←そりゃそうだ)慎重に準備します(朝の留守番用も同じ)。ゆっきは小腹が空いたらカリカリを食べればいいんだけどね。
ひとまず抜歯の糸が気になるとか、違和感とかはないみたい?まあ、猫的にコタは大雑把というかおおらかな性質なので、多分大丈夫だと思っていたのであまり心配しなかったけど。ふやかしたカリカリを食べないのは想定外でちょっと焦ったけど、ウェットを食べてくれてよかった。
21日間か・・・ちょっとエアコン代とウェット代がかかりますが、コタの食いしん坊ライフを考えれば、この時期を超えて美味しく食べられる生活が送れるのであれば、たいしたことはないのです。2匹とも仲良しなので、早く同室にしたいのは山々。


