おいでなすった

『X JAPAN RETURNS』
hideが「『ART OF LIFE』で正月のヴィジョンが浮かばない」とナーバスになり体調までおかしくなった93年ドーム公演。
あと、誕生日を過ぎて、20代最後の年を迎えて、“俺は、まだあと10年はいけるな。まだまだ若いモンには(笑)負けないよな”と思ったとか。

昨日は第一夜を鑑賞しました。
『ART OF LIFE』の“誰も動かないX”に笑えます。自分のパートが終わっても、じっと待機して小刻みにリズムを取りながら次を待っているという・・・いやぁ新鮮だ。
あと『WEEK END』の途中でHIDEがずっと横を向いてて、何を見てるのかと思ったら、お着替えをしたTOSHI君登場。

撃たれましたねぇ。
31日にこの演出があったような気がしていたので、ちょっとびっくり。
でも、この日のTOSHIファンはもっとビックリだよね。
それでしばらく出てこないんだもん。
見ている私は“TOSHI~~!!”と絶叫するファンの声に
、しばらく出ないよ、髪の毛下ろしてるんだから、と笑ってたけど、
きっと彼女達は「何?何なのよ?」ってな感じだっただろうね。

しかし、あれだね。93年のTOSHI君は過渡期だね。過渡期には当たりもあれば外れもあり、これを超えてかっこよくなっていくという・・・。
私的に「ち、ちょっとそれはどうよ、TOSHI!(笑)」という部分が結構ありました、はい。
HIDEにも「おや?」という部分があるんですが、彼の場合は「まぁ、HIDEだからね。これもありかなぁ・・・」と思ってしまったりします。

そう。もう一つ新鮮な驚きがありました。
「HIDEの部屋」の冒頭でHIDEがおねーちゃんたちと一緒に部屋から出てくるのだけれど、一瞬一人のダンサーのネックレスがギターの弦にからまってしまいます。
HIDEが少し横向きになって一瞬で外れて何事もなくステージへと歩いているけれど。
この出来事はのちにこのときのダンサーの明乃(あけの)さんがhide追悼の記事を「ダ.ヴィンチ」(98年9月号53巻)で書いていて、その中の一部に書かれていました。

その時のhideは「あわてず騒がず、マジシャンのように、アクセサリーを指でつまんでスルスルと、気がついたら解いてしまっていた。眼は観客席の宙を見つめ、口元に笑いを浮かべたまま。」で、とても印象深かったと。
それはこの時か~目と、思わず何度も巻き戻し。
(ちなみにこの記事を読みたい方はバックナンバーはないので、県立図書館で在庫検索するといいかも。在庫期限はギリギリかも知れません・・・。けれど、興味がある方は探してみる価値はあると思います。

彼女は「明乃さんでなければ結構です」と名指しで、『HONEY BLADE』でhideにからむ花嫁に抜擢された人です。人の感性や思考はその人の行動・発言に現れます。hideにとっても大事な「出会い」の一つだったのではないでしょうか。彼女が捉えるhide像は『内なるものを表現する』者同士に通じるものを、部外者の私にも垣間見せてくれました。4pの特集で、hideとの出会いから、仕事を通じてのエピソードが書かれています。
『誰もがいつか朽ち果ててるであろう宿命を持った人間のからだ・・・その無数の細胞の一つ一つにhideという創造的優しさは織り込まれる。不安と恐怖を恐れるより、それを味わいつくそう。』
記事の最後のこの文章にいつも鳥肌が立ちます。言葉では表せない感覚を私のからだは感じているのでしょう。)

これから見る人がいるからもう言わない。
いやぁ、いいですよ!わーい(嬉しい顔)
みんな、えらい楽しそうで。惚れ直します。
ああ、このとき生で見たかったなぁ・・・と毎度ながらに思います。

コメント