過去世をちょっと見に行ってみました。
今でも半信半疑。
本当に過去の自分なのかなぁ?それとも何かしらの記憶の断片がつながってできた映像なのかなぁ?と。
どこまでも実は疑い深いのです。
そのくせ、知りたがりのお試しや。…困ったものです。
今回は前回の反省を生かし、事前にマタニティ。ヨーガの瞑想なんぞも受けていたので、比較的イメージトレーニングができておりました。
はいはい、階段ね~、森ね~。
打てば響くような映像化。
しかし、本番はやはり小難しいのです。
いわゆる“過去への扉”を開けまして、閉めました。
「何が見えますか?」
…何にも。な~んにも見えませんけど。
真っ暗ですよ。闇。ここはどこ?
でもなんか、正直に言えなくて、ちょっと目を凝らしたり(目はつぶっているんですけど)してみました。
困ったねぇ…
と困っていると、ふと、(あ、いま暗闇を見ているんだ)と気づきました。
よく見ると、ぼんやりと天井を見ているのです。真っ暗ななかで、横になって天井を見ているのです、私。
暗くて、狭くて、柵のある牢の中。
とてもあきらめた気持ちで横たわっていました。
「今何を感じますか?」「どこにいますか?」などの声かけで、さまざまな光景が浮かびました。
なんだか筒を使って映像フィルムを見ている感じ。視界の四隅は黒いもやなのですが、中央に映像が見えるのです。
ある場面で、とても体が痛くなりました。
手を後ろに縛られ、広間に引き出されていました。全身が、特に腰が割れるように痛い。…前に映る私は腰を砕かれているのです。横たわっている私も腰が痛くて辛くて、泣いていました。
彼の顔は右半面が赤くただれていました。火であぶられたのです。
早く楽になりたいと願っていました。
秘密を守れるうちに。
自分の信念を貫けるうちに。
心の奥に、言ってしまえ、とささやく声があるのです。
生きたい、この苦痛から開放されたくて、一言口を滑らせば、いいのにとささやく声があるのです。
でも、裏切れない。自分の決意は裏切れない。
信じたものを、信じぬきたい。
相手はじれて、怒って、吐かぬなら殺してしまえと。
それは望むところ。けして言いはしない。ほかの誰かが秘密を漏らそうとも。それは私ではない。
早く殺してくれ。楽になりたい。
でも、なぜ、秘密を知ったのが私だったのだろうか。
なぜこんなに苦しまなければならないのだろうか。
あきらめたはずなのに、あったはずであろう幸せな人生が頭をよぎる。
彼は首を斬られました。
無念で、苦しくて、悲しくて、その気持ちがこみ上げてきて泣いていました。
最後に想いを光る球体に吸い取ってもらうイメージをしてそこから戻ってきました。
名前とか、年代とか、聞かれると不思議なことにふと浮かぶのです。
口に出す前に、私の意識が(ほんとかなぁ。)と疑うのですが、繰り返しそのイメージが頭をよぎります。
白人で色素の薄い短い髪をした30代の細身の人でした。
馬鹿正直な人のようでした。
うまく世の中を渡れないことを悔いていながら、信念を守り抜いた自分に誇りを持っていました。
私も裏切り者として生きるよりは、裏切らずに死ぬほうに美徳を感じます。
でも、拷問は勘弁。痛い思いをするのなら、ぺろっと言ってしまうかもしれません。
それも不本意なので、人の秘密を極力知らないで言いように、程よい距離感を保って関係を築くようにしています。
でも、本当はもう少し深く人と付き合いたいのです。
でも、本音を知るのが、本音を言うのが怖くて、そういう雰囲気になると体がキシッとなんだかいやな感じで、本音を言うには見えない壁を乗り越えて言葉にしていました。
彼はがんばったなぁ、と心底思います。
私の感じた苦痛はほんの一部だったとわかります。
だって、見え方からして、引き気味で、再度体験したくないよ~って感じがありありでしたもの。
それでも私はその苦痛を感じる前の、彼の心のありようになりたいと思います。
苦しい体験は乗り越えて。
人とかかわる勇気を持ち続けたいものです。
ここに書けたのは一部。なんだか言葉にできない情景はいろいろあり…不思議な体験でした。
…でも、本当かなぁ。



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