人づてに知った霊能力者の人に会いに行きました。
本当にいるのね。
こんな田舎に…こんな良心的なお値段で…ああ、なんて普通の人なのかしら~…といろんな感想を持ちながら、“みて
”もらいました。
その中で、私の“後ろの人”についても分かりました。
はじめは声だけで、「姿が見えてきたら似顔絵を描きますね。男の人でけっこう若そう」と言われていました。
そのくせ、ちょっと口の悪い人らしく、霊能力者の人が、苦笑しながら「なんだかね、お説教の好きな人みたい」と。
心のなかで私は思ったのです。
なんだとぉ。そんな声だけの人に色々言われたって聴くもんかい。言いたいことがあるなら姿を見せてくれよ!
そしたらば。
「あ、見えてきた。…お坊さんですよ。夏の装いの。手を袖に隠して腕組んでいます」
と似顔絵を描き始めました。
やばい、怒らせたか…![]()
心中ハラハラ…。
そして、お説教が始まりました。
「ここに来て色々知りたいのは分かるけど、結局は自分で考えるしかないんだって言ってますよ。」
「Bって見えるんですけど、血液型ですか?なんだかね、植木をね、“わー、きれい!”って買うんだけど、しばらくすると、その植木のことを忘れてしまって、違うことに夢中になって、枯れた頃に思い出してショックを受けてるのが見えるのね。そういう熱しやすく冷めやすいところがもう少し均等になると、自分も楽になるのにって言ってるわ」
「こう、山を登っていてね、あなたが行き違う人に同じお手伝いをしても、返ってくることは違うの。それは仕方がないことだから、一喜一憂しないって言ってるわ」
と本当に本当にしゃべるしゃべるよ、後ろの人。というか、なんだか霊能力者の人の右手に座っているのか、そっちの方をみていたけどさ。
おまけに私たちのやり取りを面白そうに眺めている、そうな。
そして話したいだけ話したら、スゥっと消えたそうです。
なんだかたとえ話のように話すのですが、これが分かるようでいて、イマイチ分からない。
つまり、どういうことなのかいっ!
と突っ込みたくなる内容のお説教なのです。
要は“自分で考えろ”ってことなんでしょうか?
全く、どんなものなのかしら。
今も私の後ろで「違うぞ。その言葉の意味を違うようにとらえているな。まだまだ未熟者だのう…」なんてつぶやいていそうです。
その霊能力者の人は自分の事は見ないといっていました。「みようと思えば、見えるけど、自分の寿命が見えたらいやじゃない」と言っていました。人をみる時も寿命が見えるときもあるけれど、それは絶対に言わないそうです。他にも「言わない」と決めている内容があるそうです。
…いったいどんな風に見えるものなんでしょうね。
不思議。
一日でいいから、いや、一時間でいいから、彼女がみているようにみてみたいです。



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