傷つきながらも、はまります。

児童書をなめちゃあいけないよ(笑)
まったくもって、そのとおり。
ただいま、上橋菜穂子著「精霊の守り人」シリーズにはまっております。

おそい?だって知らなかったんだもん。
アニメになったりDVDも発売されたそうで。
雑誌にもこれは見なくっちゃ!みたいな紹介をされたそうで。子どもから大人まで幅広くファン層を広げているようです。
私はそんなことは知らず、ふと職場に落ちていた(置かれていた)この文庫をちら読みしてはまりました。
あ、なんかこれ、面白そう。いったい誰のかしら・・・?
ということで持ち主を探し、数冊は借りたものの、
(早く早く、先が読みたいのよ~)
と図書館に走り、検索。
ここでいきなり買いに走らなくなったのが、年の功。
まずはお金をかけずに手に入れよう、と頭を使うようになりました(笑)

そうして、少年少女の合間をぬって児童書の棚の前に座り込む大人が一人・・・という図にはなるのです。
ごめんよ、君達の場所に来て。でも、頭の中で、登場人物が生き生きと動くこの快感を味わってしまったら、見かけの年齢なんて関係ないのよ。
だけれども、タイトルにあるように、ちょっぴり傷つくのです。
いや、本当のことなんだけどさ。

主人公が30歳の女用心棒なんです。この人がかっこいいのだけれど。
この人の紹介で「・・・中年の」という文字が目に入るたび、
(うぅ。またうっかり傷ついてしまった・・・)
という私がいるわけです(笑)。うぅ。

でも面白い。おもしろい、というのは可笑しく楽しいということではなくて、物語を生きる彼らを通じて、いままで映っていたのに見ていなかったものに目を向けたり、通り過ぎてしまったものを拾い上げる感覚があるんです。思わぬ贈り物をもらう感覚があったり、なくしたものを再び見つけたいという思いが生まれたりするのです。

そうして私は、まるで映画「ネバー・エンディング・ストーリー(1)」の少年のように、ため息をついたり、思わず声を上げてしまったり(小声だけど)、展開にドキドキして次の章に入る前に一呼吸入れたり・・・と実に“読書”を満喫しています。
おかげで、このブログに足が遠のいてしまった次第です。いやいや、満喫満喫。
心残りは7冊までが出ていて、でも完結ではなかったこと。
ああ、先が気になるのです。
ああ、チャグム!あんた、いったいどうなったのっ!???

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