“フケ”じゃないのよ。

あることをすると、助産師は“フケ”頭になります。
でも、“フケ”じゃないんです。
頭に飛んで乾いた“乳”なのです。

乳腺炎などで赤くはれたり、しこりができたり、熱が出たり、ウンウン痛がる胸を抱えてきたお母さんたちのおっぱいをマッサージしていると、避けていてもかかります。
最初のうちは詰まっているので全然出ないのですが、症状が良くなってくるとジワジワ~、ピューっと出て、ひと安心なのはいいのですが、自分にかかります。
狙っている暗黙個所ではなく、他の腺からピューッと出て目に入ったり、顔にかかったり、“え~い、おまえじゃなぁい!”と心の中でツッコミながらケアしたりします。

そんなお仕事の後に、お出かけなんてするときには注意が必要です。頭に降りかかった“乳”は乾くと白く点々と髪に付き…知らない人が見たら“フケ”そのものです。
鏡の前で“うわっ、こんなにかかったか??”と苦戦することしばし。
「フケ、とれた?」と同僚にチェックしてもらうことも欠かせません。

しか~し…。そのことに気付いたのが最近なんですよね。
しまった。いままで数年、そんなフケ頭でウロチョロしていた自分がいますよ。
もしかしたら、ご近所さんにはフケ頭の人と思われているかもしれません…あせあせ(飛び散る汗)
皆様ももし、前面だけにフケが付いている女性を見かけたらですね、“うわっがく〜(落胆した顔)”っと引かずに冷静に後ろに回って見てくださいね。後頭部の方にフケが見当たらなかったら、それは一仕事終えた“産婆”かもしれませんよ。
そしてそして…。
授乳中の人が見ていたら一言。


妊娠中は“体を冷やさないように!”と言われ、そのように心がけていた人も多いでしょうが、授乳期にも同じく体を温めておきましょう。
おっぱいに不調を訴える人は、下半身が冷えている人が多いのです。冷えていると血行も悪くなるので、乳のめぐりも悪くなるようです。

足首まで覆う靴下やレッグウォーマー、腹巻をして体を外から温めることも大切ですし、足のツボ押しをしてポカポカ温めるのも効果的です。口から摂るものも温かいものにしましょう。
よく甘いもの、こってりしたものは控えるように、と言われますが、食べるにしても体が冷えているよりは、温かい方がトラブルは起こりにくいです。これらの食べ物が体を冷やす、という側面もありますが、“食べたかったら量は控えて、体を冷やさない! ”ということで。
トラブルが起こったら、その時はグンっと控えて、赤ちゃんにひたすら飲んでもらい、近くの母乳外来に電話をかけましょう。

コメント