苦言:聞いたときは嫌な気がするが、ためになる言葉。忠言。
苦言を年下のきょうだいに言いました。
国家試験に合格したものの、手続きの代金がないから貸して、母には言えない、というので。
合格祝いを足して入金し、入金を伝えるメールに蛇足をつけました。
これから少なくない奨学金と借金を返していくきょうだいに、貸すのはこれきり、親にもお金は入れても借りることはするな。親のすねはえぐれてる。それでも金策に努力してくれた親心に感謝だ。感謝は生活態度、行動に現していきな。経済的な自由におぼれずに、早期に繰り上げ返済して、早く本当の自由を手に入れな。借金はその額に慣れてくると、逆にどんどん増えていくものだよ・・・というようなことを。
そしていまは送信した文面を見返し、言葉がきつかったかな・・・もっと柔らかい言葉を使えばよかったかな・・いちいち言葉にしなくてもわかっているだろうに、せっかくの嬉しい気分が一変してかわいそうだな・・お金の無心も気まずかっただろうに、追い討ちをかけてしまったな・・・とグレーな気持ちが渦巻いています。
ずいぶん前から、春が来たら伝えておこうと考えていたことだし、至極当然のことだし、最初はもっと表現がきつかったし、実情をはっきり伝えようとしていたけれど、それはストレスになるかとやめたのです。
ほんと、この春までの数年間は長かった。特に母と私には。
強い母がこらえきれずにみせる涙をはじめてみました。
父さえ詳しくは知らされていないと思うけど、実家の家計はひっ迫。幾度かお金の工面を母から頼まれ用立ててきたけれど、もうそれは返済を期待できないと割り切っている。
頼まれる回数が更新されるにつれ、ここで断って消費者金融などに行かれたらもう泥沼になってしまう、応えなければならない。
という悲壮感が高まっていって、精神的に追いつめられそうな時もありました。
ほんと、もう、稼ぎをえられるようになってまで、借金の依頼に応えるような寛容な財布も心も持ち合わせてはいないのです。
そんなことしたら、けちょんけちょんのぎったんぎったんにしてやるさっっって感じです。
末っ子で、実家住まいなので、本人は本人なりに考えてはいるのですが、いちいち“考えが甘い”(笑)のが心配です。
たぶん、苦言になってると思うんだけど、ただの小言になってたらどうしよう・・・。と心配したりもしている。
でも、あれだね、苦言というのは、言われたほうもそうだけれど、言う方も決して晴れやかな気分ではないね。言わずにすめば言いたくはない。
でも、言うことでその人が進んでいく道にあるかもしれない落とし穴を回避できるかもしれないのならば、というか回避してもらいたくて、言ってしまうのだろう。
同年齢の子よりも自業自得とはいえ、重い荷物をしょってのスタートなので、本人の抱える“束縛感”は共感しきれるものではないだろうけど、それを自身で解決することによって、自分に対する自信と実力がついてくると思うので、頑張ってもらいたいと思うのです。
だから、たとえ宝くじが当たっても、よほどのことがない限り、それで補填してあげるということはしないと決めているのさ。(あたる予定もないけどさ・・・)
そんなこんなな、頭の中のことを本人に言えずにここに書く私もなんだよな・・・。



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