いびつ

『不良品って当たったことが悲しいんじゃなくて、逆に
考えりゃ何万分の一で自分に回ってきたってことだから。
それに歪なモノってかわいかったりする。
でも単純にホント自分が好きなモノを集めてみたら
全部歪だったっていうだけのことなんだけどね。』
by   hide

私はこの言葉で自信がもてました。
自分の好きなモノたちに。
好きなモノたちの中に、人に公言できるモノと、できないものってありませんか?趣味でもいいけど。
「私はこんな感じの人です」と名詞がてらのきれいめのモノと、誰にも認められなくても、ホント自分が好きで、満たされる、100%自己満足のモノ。
万人に好かれる整ったモノもいいけど、その脇にある歪なモノに惹かれる心理。

何だ、こりゃ。
なんでこんなんなの。
方向を変えるとくるくると表情が変わり、ついつい目を向けているうちに、代わりのきかない存在になっている。

この世の中、いいものを、よりいいものを、と進んでいるけど、そこから滑り落ちた来たものの中に、自分にとっての一生ものがあるかもしれない。
これは私がhideの言葉から感じ、考えた『歪』
hideはまた別のように感じ、考えただろうし、
これを読んだあなたもまた別のように感じ、考えることでしょう。

それは、
人も一人ひとりいびつな部分を持っているから。
それは、
個性となり、人をひきつける磁力ともなり得る。

hideの言葉は「歪」という負の印象を与える言葉を
時に最大の賛辞となりうるものにしてしまう。
きっといろんな思いをめぐらした末に生まれた言葉なのだろうけど、
サラリと言ってのける彼が好きです。

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