手助けできない部分

『人は一人一人自分の人生を生きているので、他人が
それを十分に理解したり、手助けできない部分を芯
に持って生活していると思う。
・・・そうした部分に立ち入るというのではなくて、
そうやって皆が生きているのだという、そういう事実
をいつも心にとめて人にお会いするようにしています。
誰もが弱い自分というものを恥ずかしく思いながら、
それでも絶望しないで生きている。
そうした姿をお互いに認め合いながら、懐かしみ合い、
励ましあっていくことができれば・・・』

by 皇后 美智子様

赤ちゃん誕生の喜びの中にある皇室。
「前置胎盤」という言葉が一躍有名になり、しばらくの間、妊婦健診でほとんどの人が
「私は大丈夫ですか?」と聞いてきていました。
「先生に言われていなければ大丈夫です。」
と返すのに一苦労。
前置胎盤の人の中には、なぜかちょっと嬉しそうな人も・・・。
喜ぶことでは、ありません。

全くといっていいほど、皇室特集などの報道は見ないのですが、
この美智子様の言葉は雑誌か何かにあったのだと思います。
私の家族は一人一人がそれぞれに乗り越えていかなければならない問題を抱えています。
まぁ、どこの家族も大なり小なり、問題はあるとは思いますが。
仕事のせいか性格か、娘、きょうだいという役目より、カウンセラーという役割を家族の中で担うことが多かったので、私が立ち入ることのできない領域まで立ち入ろうとし、干渉しようとし、うまくいかずに自己嫌悪に陥っていました。

「家族」というのは厄介なもので、他人なのに何だか関わっていなければならない強迫観念を持たされてしまう・・・私にとってはそんな存在です。
他ではけっこうお互いにちょうど良い「距離感」というものを持てるのですが、
なんだかうまくいかない。
この言葉を知って、無意識にはまっていた悪循環の輪に気づくことができました。

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