七夕 2

先週、今までにも何度か観てもらった霊視のできる人に会いにいきました。
以前、他の人から、亡くなった人についても観ることができると聞いていたので。
四十九日後にどこに納骨するのか考えていたことと、精神的にも金銭的にも不安定になっている
家族の元に戻った方がやはりいいか、戻るにしても今すぐは無理なのでなんとかならないものか、と日々考えあぐねていたので、別のアイデアがないものかと行ってきました。

鑑定が始まる前に、亡くなった人も観られるのか、と聞いたところ、一ヶ月くらい経たないと
出てきてくれないかもしれないと言われ、まだ一ヶ月経っていないときだったので、微妙だな…
と思いつつ、出てきたら相談したいことを言っていたら、
「あら、もうここに来ていてね、色々話しているわ。hanaさんが今日ここに来ることがわかっていて、
話したいことがたくさんあったんでしょうね。」
と早速のお出まし。

通常は、観てほしい人の名前と生年月日を紙に書いて、そこを指でなぞるようにして見えるものを言ってくれるのですが、まだ白紙の状態で話し始めたお父さん、そりゃ、色々話す暇もなかったからね。
ひとまず懸念のお墓のことについて意見をもらい、一段落。
そして、自分の死についても「大満足」と言っていました。
父の母が迎えに来てくれたそうで、その時、目の前に藤の花がパァと見えて、白い生地に袂に藤の柄が施された着物を着たおばあちゃんが来てくれて、一気に安心したそうです。
「だから俺の顔は苦しくもなくて、眠っているようだったろ。死に顔が歪んでいるのは嫌だったんだ。」
と話し、なんだかしょうもない冗談まで言ってくれました。

私についても、以前の「追憶」で書いた迷子になった時の、やっと父と合流できて泣いている私の頭をなでている情景が見えていて、「今のお前もあの時みたいな状態なんだよな…」と言って、「お前には頑張らせすぎちゃったな、でもな。」と
父の愛読書であった「はだしのゲン」の言葉を言っているようで、「踏まれても踏まれても葦のようにって…、あの主人公の男の子が横向いている表紙の巻のここのページの書いてあるから、って言ってるわ」と。
お父さん、うちにはもうその漫画はないんだが…いや、あるのか?と固まっていたら、
「私も好きなんだけどね、あれ、今、ダウンロードできるのよ」と助け舟を出されました。

仕事についても、「お母さんのことは実家のきょうだいにもう少し任せて、あと1、2年はそこにいた方がいい、って。上に立って他の人を導いているあなたが見たいって。それがお前のやりたかったことだろうって言ってるわ。私にはもっとそこにいるような数字が見えるわ」という回答をもらいました。

亡くなっている人はね、好きな格好で現れるらしく、最初は白の浴衣に黒の帯、団扇の夏使用で現れたようです。
父が浴衣を着ている姿なんて見たことがなく、うちにもなかったのでそこでびっくり。
そして、ある程度話すと疲れるらしく、「疲れたってひっこんじゃったわ」と一旦父がいなくなり、家族のことも普通に見てもらっていて、しばらくしてメッセージをもらっていない家族がいたので、なにか言いたいことはないですかね、
と聞いてもらったら、今度は紺の浴衣に黒の帯で現れたらしいですよ。
もう、観てもらっているあいだ、泣き笑い状態です。

本当に父なのかな、と最初は思っていたのですが、父の口癖が出ていたり、そして今までは鑑定のときは名字で呼ばれていたのですが、
漢字のまま読むと間違われることが多い下の名前も間違えずに「hanaさんは…」と呼ばれていたので、やはり父なのでしょう。
家族に対するコメントも然り。姉のところで口調が慎重になることも父以外には考えられず。
1時間半色々聞いていたら、なんだか今までかかえていたシコリが随分と小さくなった気がしました。

父自身が「大満足」と言っていたのが大きいと思います。
まぁ、父曰く「俺はもう骨になっちまったからなぁ、」ではないですが、仏になった今ではすべてはもう過ぎ去ったことなのでしょう。
そうしたら、私も過去にとらわれず、これから先をみていきましょう、と。
実際、過去の後悔を考えている場合ではないですし、これからどう家族を支えて、自分も幸せになっていくかに全力投球ですよ。

父が「寂しくなったら俺のかっこいい写真を見てくれ」と冗談まじり(本気か?)で言っていたようですが、私の手元にあるのは、亡くなる一ヶ月くらい前に一緒に散歩に行って、帰って来てソファに座って鼻をほじっている父の写真です(笑)
しょうがない、それが気に入って持って来てしまったんですから。

その後に実家に泊まり、鑑定のことを話すと、最初は半信半疑の母でしたが、色々話しの内容を聞くうちに「お父さんだねぇ」となり、きょうだいの顔も明るくなりました。やはり父が自分の死に悔いを感じていないことが大きいようでした。

まぁ、ひとまずよかったかな。
それでも、ちっちゃいシコリが時々うずくことがあるかもしれないけど、いつかほどけていくか、または、きちんと落ち着きのいい場所に落とし込めると思います。

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